道教委は2024年9月30日、各道立学校長に対して「学校職員の人事評価の実施について」(教職第1030号)という異例の通知を行いました。この通知は、昨年度、道央の道立学校において、校長による教職員への不適切な人事評価がおこなわれ、評価を受けた本人からの「苦情の申出」によって、「評価をやり直す事例」(教育長による「再評価」の指示)が発生したことに関して、「手続き上の重大な過失があったと認められる場合には、懲戒処分の対象となる可能性」もあるとして、各道立学校長に対して再発防止を求める内容です。道教委の審査の結果、教育長が「評価者」(前校長)に対して、2023年度の「能力評価」および「後期の業績評価」について「再評価の指導を要する」と決定し、C評価に変更するという異常とも言える事態です。このことについて北海道高教組書記長談話を発しました。

校長による不適切な人事評価について(談話)