全国的に障害児学校に在籍する児童・生徒の増加は止まらず、在籍者はこの22年間で5万7471人増えていますが、その実態に教育条件の整備がまったく追いつかず、子どもたちの学ぶ権利を奪うばかりか、いのちと健康をも脅かしています。

 10年余にわたる粘り強い運動の成果で昨年の9月24日に「特別支援学校設置基準」が制定されました。しかし既存校が適用除外されるなど課題も多く、実効ある基準とするために見直しが必要です。また学校を建設するための国庫補助の引き上げなど国による財政支援を強めないとならないことは明らかです。昨年度は7万7千筆以上の請願署名を国会に提出することができました。紹介議員も7党会派、68名にのぼりました。

 私たちは、全国の仲間と連帯し、設置基準が制定されたことをいかして既存校の教育環境を改善させるとりくみをしていきます。そのために、当事者、保護者との共同を広げ請願署名を昨年以上の運動にしていきたいと考えています。

 ご協力をお願いします。

教室不足解消の署名データ

特別支援学級の編成標準改善の署名データ

最終集約  10月末

ホームページからダウンロードして、署名を記入した場合は、高教組本部に連絡ください。返信用の封筒を送ります。

kokyoso@dokokyoso.jp  011-231-0816