朝の連ドラ「カムカムエブリバディ」が終わってしまいました。カムカムロスです。やたらと張り巡らしていた伏線を最後の1週間でめちゃくちゃ回収していました。戦後の闇市でおはぎを盗んだ子どもがいつ出てくるんだろうと思っていたら、最後に有名なおはぎやさん「たちばな」になって出てきました。すごい脚本家だと思います。家族の3代記という設定でしたが、我が家でも似たようなことが起きています。26年前、ボクはキリンビールの最終試験に不合格になったもののB採用で教員採用試験に受かり、遠距離恋愛をしていた妻と結婚式をして4月を迎えようとしたら、3月11日にあなたの赴任場所はありませんので待機してくださいと道教委に言われてあたふたしました。結婚式は3月13日。時は経って25歳になった息子。おつきあいしている彼女が札幌に就職し、自分は採用試験に不合格ながらも札幌市小学校の臨時教職員の登録を待つことに。3月20日になっても全く連絡無し。青森から引き上げてきた荷物も当てもなくどこに置いて良いのやら・・・。4月に入っても無し。入学式の日が近づいてきます。なんと連絡が来たのは4日でした。ちょっとした大事件でした。カムカム状態です。
話がそれました。
2月からは連動してやっていたラジオ英会話「ラジオでカムカムエブリバディ」という番組があるのを知って本屋でテキストを購入し、2か月聴きました。とてもおもしろいラジオ番組でした。もう英語がペラペラです(ウソ)。でも、かなり聞き取れるようになっています。英語と言えば大学でも留年の原因になったし、高校でも留年の危機になったほどに苦手意識がありますが、そんなボクが高校時代に英会話教室に通っていました。洋楽を聴いていたせいもあるんでしょうが、なんか異文化に触れることにはとても興味があるのです。
当時、週1度通っていた英会話教室には社会人の人達と共に市内の学校の生徒さんもいました。その中に比較的家の近所に小林さんという同学年の女の子がいて、仲良くなりました。バレンタインのチョコをもらったのも懐かしい思い出です。そうそう、このチョコはステキな筆入れに入っていたのですが、筆入れを学校に持って行った日に誰かに盗まれました。廊下側の一番前の席だったのを覚えています。すごいショックでした。彼女とはおつきあいしてもおかしくない感じでしたが、ちょうどその頃、ボクの家庭で母が足の大手術をしたり,病気に苦しんでいた父が自死したりとゴタゴタしていたので、何となく英会話教室から足が遠のいてしまったのも甘酸っぱい思い出です。
さて、新年度。今年は組合員の仲間を増やしていこうと本部では意気込んでいます。現場の先生方も忙しいとは思うのですが、呼びかけをしてくださっているのか加入者が続いています。4月23日には「生まれ変わってもせんせーになりたい!?」という題名で若手教職員向けの学習会をします。教師の魅力について、いろんな先生にお手伝いいただきながら池田高校の米家先生と語り合いたいなぁと準備を進めています。組合に入っていない先生はもちろん、組合の先生にも元気になれるような会にしたいなぁなんて考えています。