ボクも専従が2年目になりました。今年もほんわか日記を書きたいと思っています。そして今年度の目標は休みを取ることです。頭をリフレッシュして、本を読んだり、コーヒーを飲んだり、畑をしたりする時間を意識して作ろうと思っています。そうしないとだんだんと切れ味の悪くなっていく自分を感じます。休日は包丁に例えると研ぎをする日。ですね。

 最近、スマホの電池が無くなりました。同時にコネクタもダメになり、使用不能になりました。不便だなとも思うのですが、こうなると自分がいかにスマホに支配されていたのかがわかります。24時間の中から膨大に時間が生まれてきます(どんだけスマホをいじってたんだ←僕はプロスピAという野球ゲームに支配されています( ´∀` ))。

そんなわけで新聞はもちろん、読みたいけど読むことのできなかった本や雑誌も読めるようになりました。今は通勤中に教育雑誌「たのしい授業」の1990年のものを毎日1冊ずつ読んでいます。すると、そのころに未来を予想していたことが今どうなっているのか、実験結果と共に理解できて楽しいです。気になった記事は、イラクのクウェート侵攻に関するものでした。当時の西側諸国の「フセインはけしからん。制裁すべきだ」という満ち満ちた空気に対して、アラブの歴史を紐解きながら、批判しています。もちろん武力による侵攻はきっぱり否定しています。今、ウクライナで起こっていることをどう捉えるべきなのか、少し参考になる気もします。

 さて、学校は新年度ですね。近年の職員会議の資料の多さはどこも一緒でしょうか。まいっちゃいますよね。あっICTで解決している学校もあるかもしれません。この新年度の会議はみんなゲソっとした表情になります。肝心の「生徒をよく観察してその気持ちに寄り添いながら教育する」ということが脇に寄せられているような気がしてなりません。3年生で退学する生徒が増えているなんて言うのもそんな影響だと思っています。「たのしい授業」の中で学年主任をしていた山路敏英さんが「学年」として大事にしていることについて、優先順位をつけて次のように書いていました。

①子どもたちがちゃんと学校へきてたのしく過ごしてほしい 

②子どもたちは自分のいいところを見つけてほしい 

③保護者のかたも、たのしく子育てしてほしい 

④学年の先生方が、いい気分で仕事してほしい 

⑤管理職にもいい気分で仕事してほしい。  

これってすごく大事だと思います。特に①②は有効だと書いていました。ボクも担任時代は③までは特に意識。④は組合の本領発揮ができるところだと思っていました。

皆さんどう思いますか?