北海道教育委員会は、１月 20 日付の「令和４年(2022 年) 公報(号外)」で、2023年度（令和 5 年度）北海道立高等学校の入学者選抜の学力検査日を 2023 年 3 月 2 日（木）にすると発表しました。このことに関して、多くの高校現場から、「３月１日の卒業式はどうなる？」「入選業務と卒業式の業務を同時に行えというのか」との声が上がり、混乱と道教委に対する不信が広がっています。
道高教組は、卒業式は学校にとって「最後の授業」であり、「別れを惜しみ励まし合う場」だと考えます。そした観点から、道教委に対して、以下の要求を求めました。
１．道内で定着している3月1日の高校卒業式を守るため、2023年度道立高校入選の日程を再検討すること。
２．それが困難な場合の善後策として、2022年度の道立高校卒業式については、学校の判断により２月下旬の実施も含めて柔軟に判断できるようにすること。
３．今後、同様の事態が発生しないよう十分配慮した対応をすること。
