めちゃくちゃ投稿が滞りました。今年の仕事はじめからおよそ1か月。一言でいうと猛烈に疲れました。総会・定期大会シーズン。慣れない議案書つくり等に悪戦苦闘しているのも事実なのですが、何しろ年明けから何度も繰り返された大雪。これに参りました。
ちなみに雪は大好きです。除雪はかなり得意で、毎年、中で立てるくらいの大きさの「かまくら」を作ってはコーヒーを飲んだり、お酒を飲んだりして自己満足しています。「かまくら」っていうのは実はとても寒いですけど最高です。秘密基地のようで、とても静かで落ち着いた感じとロマンがあります。
話がそれました。じゃあ何に疲れたかというと、通勤です。恵庭からJR通勤しているボクは2度も札幌に泊まる羽目になり、北広島駅から地吹雪の車道を1時間半も歩いて帰るなんてこともありました。そしてこの2日間の全面運休。確かに尋常ではない雪が降っているのも事実ですが、JR北海道はもろすぎです。札幌近郊でも雪が降る場所には若干のばらつきがあります。札幌だったり、小樽だったり、千歳だったり、石狩・江別だったり…。最近ではそのどこかが動かないだけで全体が影響を受ける傾向があります。きっと経営効率化が影響しているのでしょう。保線を下請けに回し、ギリギリの人数を配置しているだけなんじゃないかと思います。求人広告をいつもしています。たぶん、こんな災害級の大雪が降る前から保線の方々は限界に達していたのではないでしょうか。お金儲けをしようとしてギリギリまで経費を削り、一番大事な『利用者からの信頼』を失う。そちらの方が大きく見ると損失になることは誰でもイメージできることです。かっこつけて新幹線を作るよりも足元にお金を回すべきです。
同じことは学校にも言えます。会社のように『学校をマネジメントする』なんてことばかり意識して肝心の生徒の声は先生に届かない。私たち高教組は『生徒と先生の信頼関係づくり』を大事にしてきました。こんな新自由主義的政策に巻き込まれずにいたいものです。
「働かないアリに意義がある」という本が話題になったことがあります。アリやハチは社会性昆虫といって、集団生活をします。その仕組みは私たちに多くの警告をしてくれます。虫以下の人間にならないように、新自由主義の本質を見極めて、ダメなものはダメといえる私たちでいたいなと思います。