現在、道内には41の定時制・通信制課程あります。そこには、経済的な困難から働きながら学ぶ生徒に加え、不登校経験者、全日制高校中退経験者、高等養護学校中退者、特別な支援を必要とする生徒など様々な事情の生徒が入学してきます。定時制・通信制高校は、生徒たちにとって大切な学びの場、学び直しの場です。

 しかし今、生徒数の減少を口実に、定時制高校の募集停止や、統廃合の動きが、全国的にすすんでおり、北海道でも職業科定時制課程の閉課が続きました。

 高校生の貧困問題では、世論と運動の高まりの中で、給付型の奨学金が新設されました。全教・全国高校懇談会では、これまでも日本学生支援機構などへ返済不要の給付型の奨学金制度の運用を求めてきたところですが、制度の拡充のためには署名を含めた運動がこれから一層必要なることと思います。

 定時制通信制高校に通う生徒に、ゆきとどいた後期中等教育を保障するため、署名の取り組みよろしくお願いします。

 この時期に行われている「えがお署名」ともども、ご協力お願いいたします。

2017年定通部署名(前面 A3)

署名チラシ(裏面 A3)