11月5-6日、札幌学院大学を会場に、「2016年合同教育研究全道集会」を開催し、悪天候の中2日間でのべ1115名、189本のレポートで教育実践を議論・交流しました。
1日目は「18歳選挙権実現」「特別支援教育」「道徳教育」「アイヌ民族」のテーマ討論と「若者学習・交流企画」が開催され、教育の夕べでは弁護士の黒澤いつきさんを招いてシンポジウムが行われました。黒澤いつきさんは「共感できて、はじめて、頭ではなく、皮膚感覚で人権というものがわかった」「心が動かない限り、伝わらない」など、心を揺さぶるような実践で、子どもたちの豊かな感性を育むことが必要だと語りました。
24の分科会では、地域・学校をとりまく厳しい現状とともに、地域活動や子育て支援、授業づくりを通して、リアルな子どもたちの姿や、多くの希望が語られました。全道合研に参加されたみなさんが、憲法や子どもの権利条約を活かした教育を広げることに全力をあげることを心から呼びかけます。