教育の機会均等、子どもの学習権を脅かす「配置計画案」の見直しを求める
北海道教育委員会(以下、道教委)は6月3日、「公立高等学校配置計画案」(2026~28年度・以下「高校配置計画案」)と2026年度の「公立特別支援学校配置計画案」(以下「特別支援学校配置計画案」)を発表した。 「高校配置計画案」には、2028年度に美瑛高校を募集停止、釧路商業高校、釧路明輝高校を再編し新設校にする、小樽桜陽高校、苫小牧西高校、函館西高校、旭川工業高校、帯広緑陽高校、芽室高校を1学級減とするなどの案が示されている。
今回の高等学校配置計画案は、相変わらずの40人学級で計算された数の論理で学校・学級を削減しているだけであり、わたしたちは配置計画案の抜本的な見直しを強く求めていく。
1. 地域の声を尊重し、説明責任を果たせ。美瑛高校募集停止・釧路商業と釧路明輝の再編統合には断固反対する
2. 道教委は「高校の魅力化」競争を煽らず生徒の願いによりそう学校こそが求められている
3.入学生に関わらず配置計画で示した学級数の維持と地域の高校教育を守る施策を
4.特別支援学校設置基準の制定を踏まえ、教室不足解消も含めた配置計画の策定を求める
5. 20人学級こそが教育の希望 「高校配置計画案」を撤回し少人数学級への転換を求める