車が壊れたので新しい車にしようと中古屋さんを見て回った。小型で質感が良くて、いざとなれば車中泊ができて、ドライブ好きなわんこも乗りやすい車を探した。だいたい日本車は小さいと、かちゃっぺなくなってしまう。外車のMINIかポロみたいな質感となるとノートE powerかな?とか思いながら見てはいたが、わんこには非常に似合わない車だ。それで何台も見て、ようやく我が家のニーズに合う車に出会った。Xbeeという車だ。契約交渉しながら、最後に希望ナンバーを押し込んだ。別につけたい数字があるわけではないけれど、20年前に購入した時にナンバーを希望したのがなんか嬉しい思い出だったから・・・。

 これから4桁の数字を考える日々が始まった。3週間考え続けた。息子の車は自分の名前から3104。ポケモンにもある名前だから、近所に同じナンバーが2台と3103がいるらしい。娘の名前の763を使うかとか妻の名前で3353にしようと言うと「そんな恥ずかしいのは嫌だ」と言う。歴史年号で関ヶ原合戦の1600にするかとか、ドルトンの原子論の1803にしようかとかいろいろ考えては消えていく。そんでXbeeだから108を使おうと考えた。時計によくあるX=10とbee=8だからなかなかしゃれている。新年の始まりを告げる除夜の鐘の数だし、ボクの名字ともかぶるから最高だ。

 ところでなんでXは10なのか考えるようになった。チャットAIには聞かずに考える。「あー、クリスマスはXmasとか書くし、十字架だから10なんだ」と納得してたけれど、よく考えたら「十字架の10はヨーロッパでは10じゃないよな」とか思いはじめた。みなさんは、検索せずに、なんでX=10なのかわかるだろうか?う~ん。

 ちょっと話は変わるけれど、最近「DX」を「デラックス」ではなく、「デジタルトランスフォーメーション」と読む。Xは「トランスフォーメーション」なのだ。文科省は「教育DX」などと言って、これで働き方改革ができるそうだけれども、教育現場では仕事が激増中だ。

 マイナンバーカードやアベノマスクと同じ。

「正義の押しつけ」が「トラブルフォーメーション」を組んで襲いかかって来る。

 写真は本部飯。家庭菜園で収穫した野菜多め。