しばらく途絶えていました「ほんわか日記」。さみしがっている方もいることに気づき、書くことにしました。昨日はプロ野球のクライマックスシリーズがありました。プロ野球がまだ続くことに感謝です。オリックスの吉田正尚選手のホームランの技術はすごかった。山本由伸選手のピッチングも無双でした。掛布や田淵がいた頃からの阪神ファンのボクですが、ヤクルトの村上は最後まで見たい気もします。

 さて、この間、なかなか思うようにいかないこともいくつかありましたので筆が止まりましたが、刺激のあることがあったりもしたので、7月からのことを思い出しながら時間を見て書きたいなと思っています。

 7月19日に北見支部で分会代表者会議があり、出かけることにしました。やはり、現場の生の声を聞きたい、そして道教委が留辺蘂高校の募集停止案を出したことに対して地域はどう思っているのかを聞きたかったからです。

 まず、この地域のいくつかの町長さんにお会いすることができないかとお願いしましたが、おひとり会っていただけることになりました。この方は高校配置計画に対して地域の意見を聞く地域別検討協議会で道教委に迫る鋭い発言をしていたからです。この町長さんとの1時間はステキな時間でした。地元の高校の生徒や先生を自慢する姿は、本当に地元の高校を大事にされている方なんだなと思いました。そして、こう語られました。

「大事なことは人口減少社会、地域活性化、地方分権だとか言っているが、減少に追い打ちをかける政策(地方高校の募集停止)は是なのか。学ぶ権利を奪っちゃいけない。この地域では北見市内の高校が互いに競争していますが、競争だけでなく、地域の高校に入ってくる子たちが大事だと思う。そういう子どもたちのためにどうするのか。募集停止にしたらどうなるのか。留辺蘂高校の問題は、北海道の高校のかたちとして、あるべき政策を提案してほしい。私は母親しかいなかったけれど、憲法ができたときに生まれ、学ぶ場を保障してくれたことに感謝していますよ。」

 憲法の理念がゆがめられつつある現状に真っ向から闘い、学ぶ権利のために語る力強い言葉にしびれました。朝4時に自宅を出発してきた甲斐があったというものです。そして、次は留辺蘂に向かいました。(続く)