12月になり急に荒れ模様の天気になりました。十勝ではたいへんなことになっているようですね。
現場にいたときは「自分の幸せのため」に仕事をしていたボク。ずいぶんと自己中心的です。職員会議でもよく発言する方です。「長引くから止めて!」という顔をしている人もいないわけではないのですが、自分がつまらない仕事をさせられそうだなと思ったら発言します。それは実は自分のためです。でも、そういう発言って生徒にも職場にも歓迎されることも多くあったように思います。そんなボクが今の仕事をすることになりました。これはまさか「自分さえ良ければ・・・」というわけにはいきません。皆さんの生活と権利を守るためにと思っています。
でも、現場にいたら絶対にできない経験ができるとちょっと得したなと思うことがあります。それはたぶん教師を続けるだけでは絶対に無かったであろう人達との出会いです。他の労組の方々はもちろんです。最近では議員と会うことも増えてきました。全国教育署名の紹介議員の要請のためです。国会議員とお話をしてちょっとその世界を垣間見たり・・・。なかなかおもしろいです。今は道議会がやっていますので昼休みに突撃して紹介議員のサインをしてもらうという仕事をしています。議員でもいろんな人がいます。忙しいからと入り口でストップされることもありますし、ウェルカムな場合もあります。
昨日は中司哲雄議員(自民)と志賀谷隆議員(公明)と少し長めにお話しました。自民党の方々は権謀術数に優れた権力志向の人たちという勝手なイメージですが、中司議員は丁寧に話を聞いてくれる方でした。「今年は文教委員ではないのでサインしますよ。私個人の想いとしては20人というより26人くらいが適切なクラスサイズでは無いかと考えているけれども少人数学級の重要性は分かっている。」と述べ、紹介議員となってくれました。また志賀谷隆議員(公明)も我々の少人数学級実現の訴えを熱心に聞き、高校の私費負担の軽減についても意見を交わしました。
今、GIGAスクール構想に伴い、北海道は端末は家庭負担ですので、私費負担が大きく増える可能性があります。北海道には公表されたデータが無いのですが、長野県ではここ7年で1.7倍の8.5万円/年となっています。卒業までに25万円の私費負担。そして大きく増大しているところにGIGAスクール構想です。そんなチラシを作って話をしています。与党、野党関係なく大事なことは伝えて考えてもらおうと思います。チラシを張っておくのでご覧下さい。私費負担減PR