img_4690 11月17日、道高教組・道教組は賃金確定教育長交渉を行いました。道人事委員会勧告の取り扱いは、台風や大雨災害への対応を口実にした「凍結・値切り」が予想されましたが、月例給・一時金ともに3年連続の引き上げの回答を引き出しました。月例給は672円(0.17%)引き上げ、初任層は1,500円程度、それ以外は再任用も含め400円改善されることとなりますが、現在現給保障されている教職員はその金額内におさまるため、実質の賃上げはゼロとなります。民間との賃金の比較を現給保障金額で行ったのだから、すべての教職員の現給保障金額に上乗せすべきであり、また、この引き上げ幅では、「給与制度の総合的見直し」の激変緩和措置が終了する2017年度末には、賃金が下がる教職員が出てくるため、大幅な賃金改善を求めてきました。今後も、全道の教職員とともに教職員のいのちと生活を守るために、労働条件・教育条件の改善を求めるたたかいを強めていきます。

「声明」全文は以下よりダウンロードできます。

2016賃金確定交渉〔声明〕

※組合員専用ページに、「賃金確定教育長交渉の結果」と「速報」を掲示しています。