定年退職を迎えるみなさん
現在再任用されているみなさんへ
改正高年齢者雇用安定法(2013.4.1)や公務員の「雇用と年金の接続」を定めた閣議決定(同3.26)、総務副大臣通知(同3.29)により、年金支給開始までの雇用(任用)は使用者の義務とされています。しかしながら、北海道の高校教諭の場合、今春も希望者の25%が「辞退」を強いられる異常な状態が続いています。「生活も不安。培った力を有効に利用させてほしい」という当然の声に応えることを求め、道高教組は「希望するすべての教職員の再任用」を行うよう、道教委に対し以下の5点を求めていきます。
①希望者全員を採用すること。
②今後行われる再任用選考申込みにおいて、希望者の事情(特に遠距離通勤、単身赴任への障害事由)を十分に聴取し、任地決定にあたってはそれを尊重すること。
③特別支援学校においては、これまでの勤務校の経験が生かされるようにすること。
④希望者全員を採用するために、教職員定数の改善、必要な定数外措置(大幅な定数増)を行い、再任用によって新採抑制や期限教員の雇い止めが起こらないようにすること。
⑤再任用職員の給与については、年金支給開始までの生活維持にふさわしい水準に引き上げるとともに、現在支給されていない生活関連手当についても支給対象とすること。とりわけ、寒冷地・へき地手当を早急につけること。
再任用に関する、ご相談、ご意見、ご要望はお気軽に 道高教組 までお問い合わせください。