新潟県・北越高校男子ソフトテニス部の遠征中の重大事故を受け、文科省と国交省は、校外活動・部活動の移動時の安全対策強化に向けた検討を開始しました。6月末までに具体策が示される予定です。
現在、議論されている内容には、
・引率ルールの明確化
・学校危機管理マニュアルへの移動安全対策の明記
・保護者への説明と同意
・安全対策の届け出義務化
などが含まれています。
 一方で、「安全確保に必要なコストを誰が負担するのか」という課題も提起されています。
 校外活動の安全確保は重要ですが、現場教職員への責任転嫁や業務増加だけで進められてはなりません。必要な人的配置、移動手段、安全管理体制、予算措置を含め、労働条件の問題として注視していく必要があります。
 全教では現在、部活動の実態調査を行っています。
・部活動数 ・大会数 ・公式大会の平日開催について ・全員顧問制について
・部活動指導に関わる顧問の費用負担(講習料や登録料、競技用具など) ・時間外勤務
・ガイドラインについて 
などがアンケート項目となっています。
 マスコミも含め世間の関心も高くなっています。そもそも多くの活動が公費補助もなく、道具代を含む部費や遠征費、引率費などのほとんどが保護者負担で成り立っていることは意外に知られていません。
 また、中学校では地域展開が進行中ですが、高校では全くと言って良いほど進んでおらず、仮にガイドライン通りに部活動を行っても勤務時間にはおさまらず、給特法下における無償の教員の時間外労働無しには成り立たない現状があります。
 多くの高校の教職員のみなさんに、アンケートに関心を持って取り組んで欲しいと思います。
 ご協力お願いします。