北海道教育委員会は9月4日、「公立高等学校配置計画」(2019~21年度。以下「高校配置計画」)と2019年度「公立特別支援学校配置計画」(以下「特別支援学校配置計画」)を決定しました。
「高校配置計画」では、2021年度に南幌高校を募集停止するほか、女満別高校と東藻琴高校を統合し大空町立の新設校の設置を決定した他、2020年度には深川東、函館工業など5校での学科再編などが示されています。また、伊達緑丘高校については、今後の市の検討結果を勘案し、2021年度における伊達高校との再編を含め、計画を変更することがあることを新たに付け加えられました。
地域の高校の統廃合は、そこで暮らす子どもたちの教育の機会均等を保障する観点からも決して許されることではありません。道高教組・道教組は、道教委が「高校配置計画」を撤回し、子どもや保護者・地域の願いに基づいた学校配置となるよう配置計画の再考を求めています。