3月3-4日、札幌市内において第120回定期大会を開催しました。開会にあたって、國田委員長があいさつし、「私たち道高教組は、”教え児を戦場に送るな”をスローガンに掲げ、”憲法の理想の実現は根本において教育の力にまつべきもの”という立場で運動をすすめてきました。これは教職員組合としての矜持です。戦後73年の今年、安倍改憲を許さない、大きな運動に担い手に私たち一人ひとりがなることが求められる」と呼びかけました。
その後、大会スローガン、「教え子を再び戦場に送るな! アベ9条改憲反対! 憲法をいかした政治と社会の実現を!」などのもと、2017年度のたたかいを総括するとともに、2018年度の運動方針について議論を交わし、「9条改憲を絶対に許さず、憲法を守り、いかすたたかいをすすめる」「連帯と助け合いの職場づくり、仲間づくりと職場活動の活性化をめざす」「憲法と教育の条理に立脚した、子どもの”いま”からはじめる学校づくりをめざす」などを掲げた2018年度の運動方針や、予算案などを満場一致で決定しました。
最後に、私たち一人ひとりがかけがえのない存在であることを認め、個人を尊重する教育と社会の実現をめざして、子どもたちに夢のある未来を語る決意を固め合い、「個人を大切にする社会と教育の実現を」と大会アピールを採択し、たたかいの先頭に立つ2018年度役員を選出し、終了しました。