1月24日(水)、道高教組・道教組は賃金継続・定員教育予算最終交渉を行い、全道からかけつけた組合員が交渉に臨みました。

 他の都府県が今年度退職者からの手当削減実施に踏み切るなか、今年度実施を見送らせたことは、全道教職員の声を集めた「怒りのレッドカード」など、私たちのとりくみの大きな成果です。しかし、これは問題の先送りに過ぎず、来年度以降の退職者は約80万円削減される問題は残されていることなどから、引き続き高齢層教職員の処遇改善を求めていく必要があります。人間ドッグの精密検査を「職専免」とする方向で検討する姿勢を示したことは、これまでの要求を踏まえた姿勢として受け止めるものです。

 また、「庁内一丸となって、取組を強力に進める」とする超勤解消については、割振り変更対象業務の拡大、学校閉庁日の設定や勤務時間の客観的把握に踏み出させるなど、不十分ながらも教職員の超勤解消に向けて重要な前進が見られました。

 道高教組は引き続き、全道教職員の生活と権利を守るため、攻勢的なとりくみを続けていきます。

賃金継続交渉に対する声明