11月17日(金)高教組・道教組は賃金確定最終交渉を行い、全道からかけつけた組合員が交渉に臨みました。
4年連続の給与改善は、私たちのとりくみの成果と評価できるものの、この間、「給与の総合的見直し」など度重なる給料表の大幅引き下げ、約400万円にも及ぶ退職手当削減の強行により高年齢層の賃金は大幅に引き下げられています。加えて、17年間にも及ぶ独自削減により大幅な賃金カットが行われ、その損失は数百万円にも及んでおり、実損回復が求められます。
部活動指導手当について、示された改定額では、4時間の指導で最低賃金をわずかに上回るに過ぎず、長時間指導すると最低賃金を割り込む額です。
私たちが行った「働き方改善アンケート」には、「どうしたら超勤解消ができるかを考える時間もないほど忙しい」など、超勤に苦しむ切実な声が多数寄せられています。交渉では「庁内一丸となって、取組を強力に進めてまいりたい」との超勤解消に向けた教育長の決意を引き出しました。働きがいのある人間らしい仕事「ディーセント・ワーク」の実現を目指すために、今後も、全道の教職員とともに、労働条件・教育条件の改善を求めるたたかいを強めていきます。
「声明」全文は以下よりダウンロードできます。
※組合員専用ページに、「速報」を掲示しています。