7月19日(水)、道高教組・道教組は「人事評価結果の任用への活用」について道教委交渉を実施しました。
新たな職として新設した専門主任主事など各職種の人事評価の活用期間については、「道教委事務局と一体の人事を実施」とし、道教委事務局と学校事務では職務内容が異なるとの指摘には、「道教委事務局との均衡を図る」との回答。多忙、かつ本庁や局とは異なる少人数職場の実態を全く理解していない道教委の姿勢が明らかになりました。新たな職である専門主任主事に昇任するまでの期間が、最高で3年先まで延びることで、生涯賃金には100万円以上の差が生じることになり、断じて許されません。
また、若手登用のための主任主事等の早期任用について、昇給区分を活用するのは「目的外使用」ではないかとの質問には、「地方公務員法の規定では人事評価のほか、“その他の能力の実証に基づき行う”となっている」と回答。今年度も全道53校で事務主任が不在であり、若手登用の拡大というのであれば、高い評価を得た一部職員だけではなく、若年層職員全体の士気向上につながる制度運用をすべきです。次回交渉まで再検討を求め、1回目の交渉を終えました。
交渉結果の詳細内容は組合員専用ページに掲載しています。