教育2 2月11日(土)、道高教組、北教組が共催し、「子どもと教育を守る北海道集会」が開催され、150名が集まりました。「北海道綴方教育連盟事件」についての著書「獄中メモは問う~作文教育が罪にされた時代~」の執筆者、佐竹直子さん(北海道新聞社)が「作文教育がなぜ罪に~獄中メモを追って」と題して講演を行い、1940年以降、子どもたちの日常生活に即して文章にする生活綴方教育にとりくんでいた教員が、治安維持法違反によって検挙、弾圧された事件を語りました。また、「鞭で打たれバケツの水を持たされたことを今でも夢に見る」という弾圧された教員の教え子の話を紹介し、「こんな子どもたちが再び現れることがないよう祈っている」と語りました。

 集会では「憲法の価値を根付かせ、子どもと教育を守るとりくみを大きく広げる」アピールを採択しています。アピールは下記よりダウンロードできます。

2.11子どもと教育を守る北海道集会アピール