北海道労働局は1月27日、12月末現在の高校生就職内定状況はを昨年(87.1%)を上回る88.2%で統計開始以来の最高値」と発表しました。しかし、この数値は「即戦力」が求められる求人環境下で低下してきた就職希望の減少を前提としたものですし、同じ労働局まとめで道内高校生の「3年離職率」は48.7%ときびしい労働環境を反映しています。高教組の10月末内定状況調査にも「希望職種の求人が足りない」などの声が寄せられています。道高教組として北海道・東北ブロックの「就職キャラバン」や経済団体・道・国の機関への要請、全道の高校3年生への「めざせ! Decent Work!!」配布、「過労死弁護団」出前講座などを行ってきましたが、今回の調査は、全道の就職内定状況・実態を把握し、高校生の修学・進路保障の運動に生かそうとするものです。忙しい時期ですが今年度もご協力お願いします。

*3月10日までの報告にご協力下さい。道高教祖本部FAX 011ー241-8510 もしくはメール添付でお願いします。

2016年3月卒業時内定実態調査のお願い

高校生の就職内定実態調査(卒業時北海道)調査用紙

高校生の就職内定実態調査(卒業時北海道)調査用紙